阿知須中学校において平成２７年度「働く人に学ぶ会」が開催され、当院リハビリスタッフが講話を行いました。
阿知須中学校でキャリア教育の一環として、第１学年の『総合的な学習』の時間において「働く人に学ぶ会」が企画され、当院リハビリテーション技術科の高岡昌平作業療法士が講話を行いました。これは生徒の皆さんに、望ましい職業観・勤労観を育てることを目的に行われる授業であり、３月１７日（木）午後２回に亘り、１年生の生徒８６名を対象に行われました。講師は医療業界の高岡作業療法士及び飲食業界の講師と２名で担当、高岡講師は直前まで入念に準備を行い、仕事の内容、仕事を通しての挫折等様々な体験談、苦労や喜び等を一生懸命生徒の皆さんに伝えました。
生徒の皆さんにどこまで伝えることができたか不安でしたが、後日次のような感想文を頂きました。
「壁にぶつかったら人生のリハビリをして、自分らしく人生を楽しむという言葉がとても心に残りました。小さい時に苦しい経験をし、その時にリハビリをしてくれたのが友達と家族でした。私は将来医学の道に進みたいと思っています。」「リハビリは体が動くようにするだけと思っていましたが、心身ともに元気にすることなんだなと思いました。」「支えることがリハビリと知ったので、これからは支え合いたいと思います。」
このような感想文を頂いて、高岡講師は「生徒の皆さんに、自分自身が心のリハビリをして頂いた。」と、とても喜んでいました。生徒の皆さんありがとうございました。皆が支え合っていく素晴らしい地域社会を創って行きたいですね。
