ご挨拶
当病院の歴史は古く、250年前山口県萩の地に始まり、以降連綿として医業を受け継ぎ、昭和33年、医療の理念を実現するため、医療法人協愛会 阿知須共立病院を設立し、現在に至っております。当病院の「困っておられる方、苦しんでおられる方に24時間365日寄り添う」という基本理念を実践していくことを通して、地域の皆さまと睦みあい、信頼し合う関係を長い医業の歴史の中で貴重な財産として積み上げてまいりました。これからも予防・医療・福祉の中で育んでまいります。
当病院では予防医学(健診)から一般急性期、慢性期疾患までを担い、地域の皆さまのニーズにシームレスにお応えするべく、救急指定病院として適切な医療サービスの提供を心がけております。併せて高い専門性を求められる患者さまには、近隣の中核高次機能を有する病院に紹介・搬送できるよう密接な病病連携をとり、また在宅療養支援病院として、通院が困難な皆さまには訪問診療を行い、在宅医療の推進、健康長寿社会の実現に努めております。
診療機能も内科、外科、整形外科、脳神経外科ともに充実してまいりましたし、最新の医療機器を駆使した診断・治療を行うことができることなど、皆さまのご期待にお応えできるものと確信しております。
病院機能の品質につきましても、日本医療機能評価機構認定、人間ドック健診施設機能評価認定を受けており、第三者評価で高い医療品質が証明されています。さらには各学会より、専門医を目指す先生方の研修・教育施設としての施設認定を受け、医師育成機能も充実させてまいりました。
これからの医療は、さらにA Iを駆使した診療へと向かっていくと思います。その方向性を認識し、病院理念である四者満足をさらに充実させていくためのツールとしてデジタル機能を活かしていきたいと考えております。
しかしながら“医の心”は、いつになっても不変です。当病院の果たすべき重要な役割を強く認識し、さらに地域の皆さまのご期待に沿うべく、職員一同、より自己研鑽に努めるとともに、高い意識を持って予防・医療・福祉に取り組んでまいります。
どうか皆さまのご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。