透析センターについて
当院透析センターでは、2022年3月現在、およそ60名の患者様に血液透析(HD)血液濾過透析(OHDF)を行っています。
専門の医師、看護師、臨床工学技士、栄養士等と連携しながら、よりよい透析治療を提供できるよう管理しています。
また、患者様が安心して日常生活をおくっていただけるよう日々患者様とのコミュニケーションを大切にし、患者様の体調変化や検査データの変化等スタッフ間で情報共有を図り、合併症の早期発見、迅速な対応に努めています。
さらに、他科(内科、外科、整形外科、脳神経外科、リハビリテーション科)とも連携しており、入院透析も可能です。
透析環境
透析ベッド数
21床 (うち個室1床) ※全ベッドに液晶テレビ完備
透析スケジュール
時間 |
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木 |
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土 |
午前 |
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午後 |
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透析センターの特徴
連携したチーム医療
定期的な検査や日々の観察により、合併症の早期発見に努めています。他科(内科・外科・整形外科・脳神経外科・リハビリテーション科)と連携しチーム医療を行っています。
『豆共だより(まめともだより)』の発行
透析センターからのお知らせとして、不定期ですが手作り新聞を発行しています。透析に関わるお知らせや豆知識などスタッフが心をこめてお届けしています。
広報誌『豆共だより』はこちら
送迎のご案内
ご自身で通院困難な透析患者様には、自宅から当院まで無料で送迎車を運行しています。患者様のADLに合わせ、車椅子対応車両もご利用できます。
バスキュラーアクセスの管理
日頃のシャント観察やエコーを用いて血管評価を実施しており、
バスキュラーアクセスのトラブル時にも当院にてPTA(経皮的血管拡張術)、血栓除去など迅速に対応しています。
フットケアについて
糖尿病からの透析患者さまが増加しており、動脈硬化が進行している方が多くなっています。下肢の動脈硬化により、血液の流れが悪くなり、下肢の壊死や切断に至ることもあります。下肢閉塞性動脈硬化症(ASO)対策としてフットケアに取り組み、合併症の予防、早期発見、早期治療に努めています。
管理栄養士による栄養指導
安定した透析治療を続けていくためにも食事療法は大切です。当院では栄養士による栄養相談、食事指導を行っています。
透析液の清浄化について
当院では積極的に透析液の清浄化に取り組んでおり、透析医学会が定めている透析液水質管理基準を満たしており、積極的に血液濾過透析(OHDF)を行っています。
災害対策設備
患者様に安心して治療を受けていただくため、自家発電装置と耐震設備を兼ね備えています。
機械の日常点検の様子
コンソールのオーバーホール