認知症外来
現在、休診をしております。再開の見込み時期に関しては、直接お問い合わせください。
認知症は日本ではご高齢者の5人に1人がになる可能性。
予防的活動が重要です。
現在、日本では65歳以上の認知症と言われる方が推計600万人(2020年)といわれ、2025年には700万人、ご高齢者の5人に1人が認知症になる可能性があるとのこと、厚生省も認知症予防への取り組みを重要と考えています。
また、認知症のように生活に支障をきたすほどでもないが、記憶力などが低下し、正常ではないが認知症と診断されるまでもいかない状態を軽度認知障害といいます。
この認知障害は約半数が5年以内に認知症に移行する可能性があると言われており、この段階からの予防的活動が重要です。
つまり、早期に気づき、対応していくことが重要なのです。
「ちょっとおかしいな」からお気軽にお声掛けください
当院認知症外来では、ご本人やご家族と面談・診察をさせて頂いております。ご本人が「何もおかしくない」と診察を拒否されたり、ご家族が記憶障害などを加齢によるものと捉えていたりと状況は様々です。
「ちょっとおかしいな」と感じることがあれば、お気軽にお声掛けください。
当院理念でもある「地域の皆様の安心支援拠点」として早期の認知症診断により進行防止、予防的活動に繋げることができればと思っています。
認知症外来 担当より
認知症外来は来院されやすい環境です
2014年9月より、認知症を疑っておられる方に対する認知症外来を始めました。
きっかけは、外来で認知症患者さんに多く接するようになったことです。
現在、日本では約400万人の認知症患者さんがおられ、予備軍を含めますと 800万人とも言われています。
認知症患者さんの内、約60%は皆様よくご存じのアルツハイマー病ですが、その他の認知症患者さんもおられ、診断が難しく、原因により治療法が異なり、場合によっては症状を増悪することもあります。
さらに問題は、家族の方や周囲の方が認知症症状に気付かれていても、軽症の場合は、ご本人が受診を拒まれることが多いということです。つまり、ご本人も物忘れや日常的なことがし難くなったなどの認知症症状に気付かれているかもしれませんが、周囲に察知されるのが嫌で、また羞恥心から受診を嫌がられる方が多く、ご家族の方が困惑されることがあります。
認知症外来は病気としての外来受診ではなく、他の外来患者さんとも同席しませんので、来院されやすいのではないかと思います。早期の認知症診断により予防的な治療を受けていただければと思っています。
毎週火曜日の午後に 1 名、予約の上、診させていただきますが、詳細につきましては、当院お問い合わせ、またはホームページをご閲覧いただければと存じます。