４/１９（火）、院内勉強会で「高齢者虐待防止について」の講演がありました。
近年、介護保険制度の普及や活用が進む一方で、高齢者に対する虐待が社会問題となっています。今回の院内勉強会は、このような背景のもと、医療・介護従事者たちがどのような心構えで高齢者の方々に接していくべきかを再認識する目的で開催されました。
はじめに、工藤明敏診療部長から、阿知須共立病院に着任されてからの勉強会の歩みや目的などについてのスピーチがあり、4月入社の新入職員を前に「若い職員の皆さんの意見を大切に受け止めていきたい」と述べられました。
引き続き、「高齢者虐待防止について」という演題で、地域連携室 末冨ＭＳＷ（医療ソーシャルワーカー）が講演しました。内容は、高齢者虐待防止法について、虐待の実態・特徴、虐待の種類などについて詳しい説明がありました。最後に、あってはならないことですが、万が一、院内で虐待を発見したときの対処・連絡の方法や組織全体で取り組むべきストレスマネジメントの大切さを訴えていました。
