お知らせ
HOME >  お知らせ

平成29年度「嚥下食・介護職セミナー」で、当院栄養科職員が講演と調理紹介!

6月28日(水)13:30〜16:30「ホテルセントラーザ博多」において、「嚥下食ドットコム」と「一般社団法人日本医療福祉セントラルキッチン協会」の共催による「嚥下食・介護職セミナー」が開催されました。当院栄養科職員が講演と調理紹介を行いましたので、ご紹介します。

 セミナーはまず主催者挨拶から始まり、金谷栄養研究所所長の金谷節子さんによる基調講演が行われ、「嚥下食・介護職づくりで今求められること」をテーマに、嚥下食を作る上での基本的な考え方や最新のトレンド情報などの具体的な紹介がありました。続いて、「嚥下食ピラミッド・嚥下調整食2013の物性基準の理解」をテーマに各基準の比較・解説と試食体験で、分類方法の実践と習得が行われました。
 そして、「嚥下食メニューコンテスト2016」で最優秀フランプリを受賞した、当院栄養科長の片山さつきさんと管理栄養士の久冨好美さんによる「ソフト食づくりの取り組みと調理のポイント」をテーマに講演と調理紹介が行われました。
 片山さんはソフト食づくりを進めるうえで直面する課題に対し、効率的なオペレーションを実現し病院全体が一丸となってソフト食の導入・開発に取り組んで来た経緯を説明しました。久冨さんは、最優秀グランプリを受賞したメニュー「HAPPY NEW 雑煮」の調理手順を、実演しながら解説しました。受講者のみなさんは、二人の努力とその成果に共感し大変刺激を受けられたようで、熱心に聴講、試食され、質問タイムでも時間いっぱいまで具体的な質問が続くなど、活気あふれる講演となりました。
アンケートでは、「すべてが参考になり、刺激になりました。お雑煮本当においしかったです」「嚥下食のあり方、作り方、根本の考え方からよく理解できました」「試食により、嚥下のレベルを実際に考える機会となり、良かった」等の感激の声が数多く寄せられました。
なお、当日の画像は後日改めてご紹介しますが、当病院ホームページの栄養科特設ページ(Delicious Kitchen)にすでに一部掲載されていますので、ぜひアクセスしてみてください。

アーカイブ