土砂災害により「ライフケア高砂」で甚大な被害発生。11名の入所者を受け入れました。
7月21日(火)に発生した豪雨・土砂災害によって、特別養護老人ホーム「ライフケア高砂」で甚大な被害が発生しました。入所者の皆様の救助の様子が刻々とテレビで放映されていましたが、夕方当院に入所者の皆様の受け入れ要請が県からありました。直ちに当院、老人保健施設「ニューライフ阿知須」及び特別養護老人ホーム「白松苑」で、合計11名の入所者の皆様の受け入れを決定。医師、看護師等でチームを組み、当院の救急車を初め2台の車で現地に出発。病院ではベッド、温かい食事、お風呂等万全の準備を整え到着を待ちました。交通渋滞や情報の混乱等もあり、夜8時過ぎにようやく救急車が病院に到着。入所者の皆様はショック状態で疲れ切ったご様子です。中には泥がこびりついたままの方もいらっしゃいます。「大変でしたね、大丈夫ですか」とお声をかけますと、皆さん手を合わされてホッとしたご様子。受け入れさせて頂いた私たちもホッとしました。緊急時はお互い様です。助け合いの精神の大切さを改めて感じました。