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2月15日(土)「たんぽぽ先生講演会」開催、170名を超える医療関係者が集い、熱心に耳を傾けました。

2020年2月15日(土)在宅医療分野で著名な永井康徳先生(医療法人ゆうの森 たんぽぽクリニック理事長、通称たんぽぽ先生)を講師としてお招きし、「多職種のチームで連携し支える在宅医療 〜在宅ケアの未来予想」をテーマに講演をいただきました。医師、看護師、栄養士、薬剤師、リハビリ療法士、ケアマネジャー、訪問看護師など、170名を超える様々な職種の医療関係者が集い、講師のお話に熱心に耳を傾けました。
永井先生は、2000年に松山市で四国初の在宅医療専門の「たんぽぽクリニック」を開業、「理念」「システム」「人材」の全てを高いレベルで維持され、現在では600名を超える患者様の在宅医療を実践されています。さらにへき地医療にも積極的に取り組まれ、2016年には第1回日本サービス大賞地方創生大臣賞を受賞、年間60回以上に及ぶ講演活動に止まらず、全国在宅医療テストや在宅医療未来道場を実施されるなど、在宅医療の普及に向け積極的な活動を続けておられます。
講演の中で、死に向き合っていますか?、どんな状態でも家に帰れる!、多職種連携のチームで利用者を支える、食支援の取組は究極の多職種連携、亡くなる前に点滴はいらない、本人の食べる権利を奪ってよいのか?、看取りの文化を変える!、亡くなる瞬間は見ていなくても良い、患者さんのやりたいことをとことん実現する等々、
私たちにとって、心に響く言葉、目からうろこの言葉をたくさん頂き、永井先生が実践された事例の動画を見て涙ぐむ参加者も多数おられました。
永井先生から頂いた言葉、アドバイスをこれからの在宅医療の取組に活かして行きたいとの思いを、参加された皆様全員が抱かれたものと思います。永井先生、心に響く素晴らしい講演をありがとうございました。紙面を借りて厚くお礼申し上げます。

*この講演会は在宅医療提供体制構築支援事業として、吉南医師会及び宇部市医師会の共催で、山口市阿知須のフィッカルあじす多目的ホールで開催されました。

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