工藤明敏先生の講演開催!!
工藤先生の出向き講演が3月10日、3月17日に行われましたので紹介いたします。
●安楽寺一膳会講演
3月10日(土)13時、安楽寺ご住職金安弘樹様のおつとめで参加者約80名が「東日本大震災」被災者の皆様にお見舞いのお言葉と、ご冥福をお祈りして黙祷を行い、厳粛な雰囲気の中で工藤先生の講演が始まりました。
演題は、「乳がん、大腸がんについて」で、乳がん、大腸がんの実態、がんのリスクファクター、自己検診・乳がん検診による早期発見、症状と診断、治療方針、がんと向き合うには、などいろいろな角度から話されました。参加された皆様は、メモを取りながら熱心に耳を傾けられ、講演最後には、工藤先生は寄せられた質問や相談にわかりやすく答えられていました。参加された皆様、大変お世話になりました。またお会いできる日を楽しみにしています。
●山口県成人病検診従事者・胃がん検診従事者対象の講演
3月17日(土)、JA山口厚生連小郡第一総合病院で、工藤先生の胃がん治療に関する講演が行われました。
演題は、「胃がん最新の治療」で、主に日本の胃がん死亡率・罹患率・生存率を基にした胃がんの原因についての説明や、内視鏡(胃カメラ)による切除術、腹腔鏡下手術、化学療法の手法・評価、など症例を交えて紹介されました。さらに、腹腔鏡下胃がん手術風景をビデオで詳しく紹介されました。
今回の講演は、県民の健康増進・検診精度向上を目的に、山口県から山口県診療放射線技師会に委託されたもので、工藤先生の講演だけでなく、星田洋征先生(福山市医師会総合病院健診センター)の「福山市の胃がん検診の取り組み」についての講演もあり、会場は胃がん検診に従事する多数の放射線技師の方々の熱気で包まれていました。