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おお先生、軍医時代・戦争体験を熱く語る!!

 おお先生こと三好正之会長の軍医としての戦争体験をDVDや文書の形の証言記録で遺すために、12月と1月に取材が行われました。

1.戦場体験放映保存の会・・・平成23年12月25日取材
 東京都北区にある「戦場体験放映保存の会」の田所事務局次長によるインタビュー取材が3時間行われました。

2.しょうけい館・・・平成24年1月27日、28日取材
 東京都千代田区にある「しょうけい館(戦傷病者資料館)」<厚生労働省が運営委託している国立の史料館>の植野氏(学芸課係長)、岸本氏(ディレクター)、田中氏(カメラマン)計3名によるインタビュー撮影が約1日半行われました。

 1.戦場体験放映保存の会・・・昭和17年、おお先生が軍医学校で学んだ軍医医学とは、昭和19年、上海から台湾、フィリピン・マニラを経てニューギニア・ホーランジアに到着するまでの船内でのこと、ニューギニアでの6回に及ぶ戦闘の苛烈さ、戦友内貴直次氏との生死を賭けた会話など、当時のことを眼前の出来事のように証言されました。この証言は、原則として編集を加えずにそのままの形で後世に伝えるために遺されるそうです。(編集後、当院のホームページで皆さんに紹介したいと思います。)
 田所様、本当にお疲れさまでした。また東京でお会いできる日を楽しみにしています。

      

 2.しょうけい館・・・おお先生の日常生活風景(食事、白衣・背広への着替え、病棟回診、読書など)の撮影とともに、約4時間に及ぶインタビュー撮影、おお先生自ら開設に大貢献された関連施設(白松苑、賀宝の里白松苑)での散策風景の撮影などがありました。
 インタビューでは、おお先生が出征時、船がゆっくりと岸壁を離れていく時の幸子夫人、長男正規氏(当院の現院長)への別れの気持ち、ニューギニアでの戦闘生活、敵米軍の技術・情報網の水準の高さ、戦友内貴直次氏への思い、マラリアの恐怖、終戦の知らせ、帰還船の状態、幸子夫人、長男正規氏との再会など、激烈な戦争だけでなく、おお先生の心の奥底がリアルに表現された取材でした。おお先生の今回の証言は時間をかけて編集され、?しょうけい館内証言映像シアター及び情報検索コーナーでの上映、?学校、関係団体などへのDVD無料貸出が予定されています。
 皆様、上京の際は、是非「しょうけい館」を訪問され、戦争証言映像をご覧ください。
 植野様はじめ岸本様、田中様、本当にお疲れさまでした。また東京でお会いできる日を楽しみにしています。

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