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特定技能外国人3名が国家資格「介護福祉士」に一発合格!「在留資格 介護」にビザを切り替え、日本国内で永続的に介護職として働くことが可能に

老人保健施設ニューライフあじすに勤務する特定技能外国人3名(ミャンマー出身:2名、ベトナム出身:1名)が、介護職で唯一の国家資格である「介護福祉士」に一発合格しました。

今回合格した、ミャンマー出身のTIN ZAR AUNG(ティン ゼー アウン)さん、THAZIN PHOO(タゼイン プー)さんは2020年12月に、ベトナム出身のVO THUY LINH(ヴォー トゥイ リン)さんは2019年4月に介護技能実習生として来日し、それぞれ3年間の技能実習を修了の後、現在、在留資格を特定技能介護に切り替え働いています。

介護福祉士に合格した3名は来日1年目より介護福祉士取得を目指し、資格取得に向けた日本語の勉強を始めました。日本語の習熟レベルを確認するために日本語を母語としない人の日本語能力を認定する語学検定試験である日本語能力試験(JLPT)にチャレンジし、3名のうち1名は最上位であるN1レベルを受験できる水準になりました。また、日本語学習と並行しeラーニングによる介護教育、実務者研修を修了し、介護福祉士の受験資格を取得しました。

介護福祉士に合格したことで3名は6月頃を目途に、在留資格を「特定技能 介護」から「在留資格 介護」に切り替える予定です。

「在留資格 介護」の在留期間は5年、3年、1年又は3か月と有期ですが、更新回数に制限がないため、長く働くことが可能となるほか、家族の帯同も認められ、収入アップにもつながることから外国人介護職員にとって大きな目標となっています。

外国人介護士の介護福祉士の取得は当施設をはじめ当法人でも初めてのことで、母語でない慣れない言語で受験し、1回目の受験で合格できたことは本当に「すごい!」の一言です。

3名はとても真面目で頑張り屋で、施設内に他にいる外国人介護士たちの良いお手本、指導者としてロールモデルとなってくれています。 日本で長期的に介護に携わる外国人の増加は、介護業界の人材不足の解決に向けて喜ばしいことです。当施設としても地域の皆様が住み慣れた場所で安心して暮らしていただけるよう今後も介護外国人人材を受入れ活躍することのできる人材育成に努めていきます。

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