ミャンマー連邦共和国から介護技能実習生2名を受け入れました。
この度、老人保健施設ニューライフあじすは、当法人で初めて外国人技能実習制度を利用し、ミャンマー連邦共和国から技能実習生2名を受け入れました。技能実習生は昨年12月4日(金)に入国し、大分県佐伯市の研修施設で研修を受けた後、今年1月12日(火)、ニューライフあじすに配属、実習を始めました。実習期間は3年間です。
当初、昨年の4月に配属予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響で、国外との往来が難しく、技能実習生においても日本国に入国することが出来ず、私たちも、技能実習生2名もまた、不安な中を過ごしておりましたが、昨年12月、ようやく入国できるようになりました。
国内の水際対策で、完璧に新型コロナウイルスを予防するために、入国前のPCR検査、入国後のPCR検査それから2週間の各個室での隔離、オンラインでの講習という大変な生活環境を経ての入国・配属となりました。
実習生たちは3年間の実習を通して日本の介護技術を学びます。身に着けた介護技術は母国に持ち帰り、母国の将来の高齢化問題を解決すべく「老人ホームをつくる」という壮大な夢を実習生たちは抱いています。
夢の実現のために働きながら介護の技術と知識を習得していきますが、しっかりと知識と技術を身に着けるために、実習生たちにはさまざまなハードルが設けられています。1年目と3年目に日本語のテストと介護の技能テストが待ち構えており、そのテストに合格しないといけません。ただ漠然と実習をしていれば良いのではなく、毎日、仕事が終わってからも日本語の勉強が必要となってきます。
初めての介護の現場で覚えることが山積みな上に、慣れない異国での生活。実習生たちに課されている使命はハードなものだと思いますが、実習生たちの夢を実現できるよう私たちも最大限サポートしていきたいと思います。
実習生たちは日本語や介護技術の習得に日々頑張っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
※外国人技能実習制度とは、外国人が日本の企業で働き、技術を身に着け母国に持ち帰ること(技術移転)によって、母国の経済発展を担う「人づくり」に協力することを目的とした日本の国際貢献施策の一つです。