工藤明敏診療部長・外科部長が山口市佐山地域交流センターで「がん講演」!!
9月28日(土)午後1時から約1時間、山口市佐山地域交流センターで、工藤明敏医師が『「がんです」といわれて困らないために』という演題で講演しました。この講演は、今年8月末竣工したばかりの佐山地域交流センターの落成記念講演として、また、毎年開催される、佐山地区地域づくり協議会主催の「健康福祉教室」として開催されました。
講演は、まず工藤医師のプロフィール紹介で始まり、引き続き、工藤医師が演壇に立ちました。
工藤医師は講演の中で、今や3人に1人ががんで亡くなり、死因第1位となっている現状を踏まえ、がんで亡くなられた著名人の実例を示しながら、がんの告知をどのように受け止めればよいか、についてアドバイスしました。「がんになった時は一人で悩まず、家族や友人に話し、正しい知識を得ることが必要です。そして、ドクターショッピングをせず、セカンドオピニオンを利用してほしい。」と訴えました。講演の途中では、自ら執刀した「直腸がんの腹腔鏡手術」の動画を交えながら、がん手術の最新技術について触れました。さらに、がんの発症と遺伝の関係、がんの家族歴について説明し、最後に、「上手な病院のかかり方」をアドバイスしました。講演後、活発な質疑応答があり、工藤医師はそれぞれの質問に丁寧に答え、大変有意義な講演となりました。
会場が満席となる85名の佐山地区の皆さんは、メモを取りながら熱心に聴講されていました。
講演には、山口新聞、毎日新聞、宇部日報各紙から取材があり、工藤医師は新聞記者の皆さんに丁寧に応じられていました。