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7/10(水)午後、医療安全全体研修会を開催!

当病院では、医療安全全体研修会を年2回開催していますが、今回は「転倒・転落を減らすための工夫〜事例を交えて〜」という演題のオンデマンド研修形式で開催されました。講師は武蔵野赤十字病院医療安全推進センターの黒川美知代先生が務められ約45分間学びました。
 はじめに、当病院の医療安全管理委員会事務局の村田医療技術部長から、病院及び関連施設「ニューライフあじす」でのアクシデント、インシデント報告があり、特に転倒・転落を含む療養上の世話についてアクシデント、インシデントが多い、と報告しました。
 引き続き、黒川先生の講義があり、入院中の療養環境には安全性と安楽性が求められていること、入院中の患者さんは、身体機能の変化と療養環境に潜むリスクにより、転倒・転落のリスクが高まること、療養上の世話の事故として看護師だけが転倒・転落予防をするのではなく、転倒・転落要因を多面的にとらえて、多職種で取り組むことが必要である、と説明されました。最後に、個別の転倒・転落リスクスクリーニング後に専門職種による精査・介入、モノの日常管理、医療チームとしての組織的な予防活動を実施し、患者さんが転倒・転落せずに安全に行動できる療養環境を提供しましょう、と訴えられました。

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