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山口県立大学看護科1年生の学生さんがボランティア活動と体験学習をされました

 8月18日、19日、23日、24日の4日間、山口県立大学看護科1年生の坂田実結さんが、10時〜12時までボランティア活動と体験学習をされました。大変お元気で意欲的な坂田さん、たくさんのことが経験できましたね。夏休みも残り少なくなりましたが有意義に過ごしてください。また、顔を見せに来てくださいね。
今回のボランティア活動は、坂田さんがサービスセンター宛に送られたメールがきっかけで実現したものです。当病院は、ボランティア活動を積極的に受け入れていますのでご希望の方は下記窓口まで電話、メールでお問い合わせください。

【お問い合わせ】サービスセンター(田中)
        ☎0836-65-2190
      Email:akh@kyoai.or.jp

坂田さんよりいただいた感想文をご紹介します。

?ボランティア活動について
※5階病棟で入浴後の介助のお手伝いでは、単純な作業なのですが、強く握りすぎていたり強引に着させていたりしてないかと不安になることが多かったです。他にも入浴の順番待ちをされている患者さんとお話を続けることができず、車椅子介助でも反省することがありました。しかし、反省点を次に生かせるような学習をしていきたいという気持ちになれたので大きな収穫だったと思います。

※4階病棟では、処置の介助の見学や退院患者さんの付添いや食事介助をしました。印象的だったのが気管切開の患者さんで、実際に見るのが初めてなので最初は少し衝撃的でした。しかし、ガーゼ交換のお手伝いをさせてもらうという貴重な体験をさせてもらいました。喉は少しでも刺激すると患者さんが苦しいので、とても緊張感のある体験でした。

※食事介助は量やペース、順番、コミュニケーションなど難しいことがたくさんありましたが、一番充実した1日でした。

?部署見学について
※初めて患者とは違う視点で病院に行ったのでとても新鮮でした。普段入ることのできない手術室や透析センターの中に入れていただいたり、部屋や器具、職員の方の説明をしていただいたりと、教科書だけでは学ぶことのできない空気感の中で体験をすることができました。手術室のベッドに実際に寝た時に「あんなに大きな部屋で、少しでも動くと落ちてしまいそうなくらい小さなベッドに寝て多くの人に囲まれると落ち着かないし怖い」と思いました。生死に関わる手術をされる患者さんはこれ以上の怖さなのだと実感しました。今回体験した時の気持ちを忘れる事なく、大学の学びの課題にしたいと思いました。

※3階病棟では、管をつかって、栄養摂取されている患者さんの胃の音を聞いたり、透析患者さんのシャント音を聞いたりしました。栄養摂取方法や透析のやり方はそれぞれ患者さんに合ったケアがあることを学びました。最後に点滴施行の見学をしました。今までにたくさん点滴をされていたり高齢で血管も見えづらくなっていたりで、一生懸命に施行されている看護師さんも大変そうでしたが、患者さんも大変そうでした。

この4日間で多くのことを見て、経験して、学ぶことができました。本当にありがとうございました。4年間勉強を頑張ります。

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