6/18(火)、院内勉強会で「局所麻酔薬」について学びました。
勉強会は恒例の、工藤明敏診療部長・外科部長のオープニングスピーチで始まり、その中で「手による合併症は少ないが、絶えず対応できる準備をして手術に臨んでいます。」と述べられました。
引き続き、西村直弘外来看護主任(手術・中材担当)が「滅多にないけど備えたい 緊急時の準備〜局所麻酔薬による偶発症〜」という演題で講演しました。まず、局所麻酔の定義や種類、局所麻酔薬の種類についての説明がありました。そして、局所麻酔薬による偶発症として、神経性ショック、過換気症候群、局麻中毒、局所麻酔薬のアレルギーについてそれぞれの症状、その対処法について詳しい説明がありました。そして最後に、手術室で行っている患者対応(声掛け、不安の軽減など)を説明し、「局所麻酔は簡単ではなく、偶発症や急変が起こることを念頭に置き、対応できる準備が必要です。」と締めくくりました。