11/15(水)PM、院内感染全体研修会を開催しました。
今年の院内感染全体研修会は、松尾薬剤科長が講師となり、「インフルエンザ感染症の院内対策について」という演題で講義しました。
はじめに、過去10年間の全国的なインフルエンザ発生状況の推移、過去5年間の当病院におけるインフルエンザ感染症状況の報告があり、その後で、ワクチンの必要性、治療薬の最適服用時期、有効な感染対策、などについて学びました。また松尾薬剤科長は、感染前にワクチンで予防することがインフルエンザに対する最も有効な防御手段であること、インフルエンザ感染拡大予防のためには発症の兆しを早期に発見し、ウィルスの消褪を見極めること、さらに、院内感染対策として、手指衛生の励行、呼吸器衛生の必要性などを訴えました。
参加した職員は、だんだんと近づいているインフルエンザの季節に備え、予防、感染後の対応、感染拡大防止などについて改めて確認し合いました。