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4/27(木)、当院で『CKD治療連携の会』が開催されました!!

 当院は、地域医療の1つとしてCKD(慢性腎臓病)治療、透析治療にも力を入れています。腎臓内科、透析センターにおいて、腎臓・透析専門医2名を中心に、経験豊かな透析スタッフや他診療科の医師、薬剤師、管理栄養士、リハビリスタッフとの連携によりきめ細かいチーム医療を提供しています。
 このたび、4/27(木)19:00から約1時間、中外製薬(株)主催で、近隣の医院・クリニックの先生方に参加いただき、当院の高橋達世医師(内科、副透析センター長)により演題「慢性腎臓病診療で迷わないために」の講演会が開催されました。 

講演に先立ち、中外製薬から「保存期慢性腎臓病製剤」についてのご紹介、続いて、三好正規病院長が開会の挨拶、そして、三好正敬医師(内科、透析センター長)が座長を務め、高橋医師により「慢性腎臓病診療で迷わないために」という演題で約1時間の講演が行われました。
 高橋医師は、CKDガイドライン2012を基に、CKDの定義、CKDの重症度分類、CKD合併高血圧症、蛋白尿・血尿の取扱い、貧血管理などについて詳しく説明されました。さらに、当院における2症例の紹介とともに、腎臓専門医への紹介のタイミングとして、?高度の蛋白尿の数値、?蛋白尿と血尿がともに陽性の場合、?GFR値を用いて様々な角度からアドバイスされました。
 講演の後で、参加された医院・クリニックの先生方から、実際に診られている患者さんの腎機能状態や血圧・尿蛋白・貧血などに対する治療方針、投薬方針などについての数多くの質問が出され、高橋医師はその一つ一つに経験に基づいて丁寧に応えられていました。この連携の会では参加された先生方と活発な意見交換、情報交換が行われ、大変有意義な時間を過ごすことができました。
 高橋先生、医院・クリニックの先生方、そして、中外製薬担当者の皆様、大変貴重なお話を聴講することができました。今回の会を機に、さらに連携が強化され、当院のCKD治療、医院・クリニックの先生方の腎臓病診療は一層進化していくものと確信しています。心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。
当日の風景を写真リレーでご紹介致します。

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