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宇部商業高等学校3年生の学生さんが「職場体験学習」をされました。

当院は中学生、高校生、看護学校の学生さんの体験学習、実習を積極的に受け入れています。このたび、6月10日から11月4日まで毎週1回(合計10回)、宇部商業高校3年生の学生さんが「職場体験学習」をされました。体験後、学生さんから「直接看護師の方から話を聞くことができ、さらに看護師になりたいという気持ちが強くなりました。」、「高齢の患者さんに口腔ケア、おむつ交換をしてみて大変やりがいを感じました。」、「通所リハでの体験で思いやりの大切さを改めて知りました。」、「訪問看護の体験で、私も将来思いやりのある看護師になりたいと思いました。」などの感想をいただきました。
 将来きっと、やさしい、思いやりのある看護師さんになられることと思います。長い間、大変お疲れさまでした。
6月10日から11月4日までの毎週1回(合計10日間)、各病棟(3病棟)、老健(ニューライフあじす)、外来・手術室・透析センター、通所リハ、看護部長室、訪問看護ステーション(すこやかナース)を体験学習されました。
 以下に、学習風景と学生さんからいただいた感想を掲載いたします。

●外来・透析センター・手術室では、看護師は患者さんの不安や痛みが和らぐように明るく声かけをすることやコミュニケーションをとることが大切だと知った。透析や胃カメラをされている患者さんの様子を見させてもらい、その時も優しく笑顔で話かけられている姿が印象的だった。私も実習の中で患者さんとコミュニケーションをとる機会があれば、明るい笑顔を心がけて少しでも元気を与えられるように頑張っていきたい。今回は初めて見る機械や道具が多くあったけど、ひとつひとつわかりやすく教えてくださり質問にも答えていただいて大変勉強となり、内容の濃い実習となった。直接看護師の方の話を聞くこともできて、さらに看護師になりたいという気持ちが強くなった。

●療養2病棟で口腔ケアとおむつ交換をさせてもらった。実際に口腔ケアをするのは初めてだったので、口の奥まで手やマウススポンジを入れることが少し怖くて上手くできなかった。オムツ交換は一度させていただいたが、体位の移動などが難しかった。しかし、どの作業を行っても患者さんが「ありがとう」と言ってくださり、涙を浮かべられる方もおられたので嬉しくて、大変やりがいを感じた。看護師の方も優しく説明してくださり、質問にも答えてくださったので感謝の気持ちでいっぱいです。

●通所リハの1日目は体操や能トレ、キャッチボールなどをして、たくさんの利用者の方とふれあうことができた。元気に歌を歌ったり、体を動かされたりして、私もたくさん笑顔になれて元気をもらった。会話もしていただき、思いやりの大切さを改めて知った。2日目は運動会ということで、玉入れや応援合戦などを行った。大変盛り上がり、職員の方も利用者の方も楽しそうにされていたので私も楽しい時間を過ごすことができた。装飾もきれいに飾られており、利用者の方にとっても過ごしやすい環境だと感じた。2日間とも大変良い勉強になった。

●看護部長室では、1日に多くの仕事内容があることを知った。電子カルテを見て、最近は便利なものが増えており、過去の記録も簡単に探し出せる点がいい所だと感じた。患者さんの状態もすぐに確認することができ、入院患者さんも安心して過ごせる病院だと思った。

●訪問看護では、利用者さんに対して明るい笑顔で話かけられている姿を見て、私も将来はそんな思いやりのある看護師になりたいと思った。訪問看護は1人で利用者さんのお宅に伺うので頼れる人がおらず知識や技術が必要だと感じた。看護学校に入学したら必死に勉強をして、知識や技術を身に付け、いつかは訪問看護がしたいと思う。患者さんの気持ちを考え、理解することの大切さも学ぶことができた。

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