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「神経内科」 2月1日より新規に標榜診療科となりました

●神経内科とはどのような診療科?
 神経内科は脳や脊髄、神経、筋肉の病気をみる内科です。
 神経内科という名称が紛らわしいためか、精神科や精神神経科、神経科、心療内科とよく間違われます。
 もともと「神経」という言葉を使った慣用句の多くが、人の性質や、精神的・心理的なものを表す時に使われている(神経を使う、神経が太い、神経質、神経をすり減らす 等)ことも大きな要因かもしれません。
 しかし、神経内科はそういった「精神や心という意味での神経」ではなく、『神経系(大脳・小脳・脊髄・末梢神経・筋肉)』といった「実体のある神経」を扱います。
 その神経系に炎症、変性、腫瘍、血管障害、代謝・ホルモン等の異常(器質的な異常)により病気が生じた場合、その病気を外科的手段(手術)で治療するのが脳神経外科、内科的手段(内服薬等)で治療するのが神経内科となっています。

●どのような病気、症状を診るのか?
 以下のような病気にかかっている可能性のある方を診察し、検査と治療を行います。

脳卒中(脳梗塞・脳出血・脳塞栓)、
頭痛性疾患(片頭痛、緊張性頭痛、三叉神経痛、後頭神経痛)、
めまい(内耳性・中枢性)、
もの忘れ・認知症(アルツハイマー病・血管性認知症)、
てんかん、パーキンソン病、脳炎、脳腫瘍、
末梢神経障害、筋ジストロフィー など

 こうした病気の症状としては、以下のようなものが挙げられます。

頭痛、しびれ、めまい、ひきつけ、けいれん、ふるえ、意識喪失、物忘れ、
物が二つに見える、ろれつがまわらない、ご飯やお茶でむせる、
手や足の力が弱くなった、字が書けなくなった など

 2月1日より「神経内科」が標榜診療科としてスタート致しました。上記の症状がある方はお気軽にご相談下さい。

担当医 清家 信

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