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山口県鴻城高等学校看護臨床実習(看護の基礎)に衛生看護科の生徒さん18名が来られました。

実習は以下の日程で行われました。
 1班:11月5日(火)から8日(金)までの4日間
 2班:11月12日(火)から15日(金)までの4日間
 基礎看護実習の目標は「看護に関する各科目において習得した知識と技術を臨床の場で活用し、実践する経験を通して看護観をはぐくみ、問題解決の能力を養うとともに、臨床看護を行うために必要な能力と態度を育てる」こととされています。 
今回、初めての4日間の実習で皆さん大きく成長されました。糖尿病教室や認知症の人に対するコミュニケーション方法の研修も勉強になりましたね。また、春からの看護臨床実習も頑張ってくださいね。卒業されて皆さんと一緒にお仕事ができればうれしいですね。


生徒さんからいただいた感想文を以下に紹介します。

  ※実習の感想及びこれからの抱負
  *初日、初めて受持ち患者を持たせていただくということで、すごく緊張しました。声も小さく、どのように動いたらいいんだろうと戸惑いました。1日目は情報収集で終わり、帰宅してからは目標を立て、その目標のためにどんな事に気をつけて観察すればいいか勉強しました。実習を通して、患者を看護するにはただ、コミュニケーションをとるだけでなく、疾患を理解した上で患者の訴えや表情から状態に変わりがないかを観察し、聞こえる声で話しかけて意思疎通を図ることが大切だと学びました。データを見るだけでは患者の苦痛も訴えもわからないので、自分から積極的に話しかけて、コミュニケーションをとりたいと思いました。観察、看護をする時もなぜするのか、という根拠も持ちたいと思います。これから、本実習になり、受持ちの期間も長くなります。疾患、高齢者の特徴を理解し、技術をもっとつけられるように何回も練習し、今回の実習で学んだことを活かしてこれからの実習に臨みたいと思います。

  *出身小学校が同じ患者さんでしたので、一緒に校歌を歌うことができ、歌詞を書いたポスターを作成しました。日中覚醒、余暇時間充実を目的とし、一緒に花型に切りとった画用紙をポスターに貼りました。また、長距離は歩行困難なため「ひなもん祭り」に行けないことから、一緒にひなもんを作成しました。

  *私は4日間を通してコミュニケーションの大切さと、人に感謝することを忘れてはいけないと気づきました。私たち人間は誰かの支えによって生きています。その当たり前を無駄にしてはいけないと患者さんをみてそう思ったとともに前向きに「生きたい」という言葉を聞いて私の方がこれから頑張っていかないといけないと考えさせられました。

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