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7/24(火)、院内勉強会で「高齢者虐待防止について」勉強しました!

7月24日院内勉強会において、「高齢者虐待防止について」兼重顕治人材開発グループリーダーによる講演がありました。
まず、高齢者虐待の定義に続き、マンガ「ヘルプマン」を引用し介護ストレスから高齢者虐待が起こりやすい現状を高齢者虐待の考え方に沿って説明しました。また、意図的な虐待が表面化していない場合の他、「虐待である」とは言い切れない「適切でない言動」があり、それを放置することによりエスカレートする恐れがあるということ、「暴力」は犯罪であるという認識の下、見過ごすことなく報告する勇気が必要であることを述べました。
そして、高齢者虐待の実態について、被害者は認知症の方の割合が高いことや、虐待行為を行った職員の特徴として「男性」「30歳未満」の割合が高いことにも触れ、背景要因を解消すること、不適切なケアを減らすこと、利用者の権利利益を守る適切なケアを提供することにより、結果的に高齢者虐待の防止が達成されることを説明しました。また、ストレスが背景にある適切でない言動を例に挙げ、ストレスマネジメントの視点から、「適切でない言動に対し見て見ぬふりをしない」「一人で抱え込まず、一人の責任にせず、『チームケア』を行う」ことが大切であると述べました。
参加者一同、高齢者虐待防止について理解を深めました。

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