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「人工肛門のある生活」についての院内勉強会がありました!

8月1日(火)、2階ホールにおいて「人工肛門のある生活」と題して院内勉強会が行われ、ストーマ委員会の看護師 平岡さんと武居さんによる発表がありました。
勉強会は、まず工藤明敏外科部長の話から始まり、現在の人工肛門では“通常の生活ができる”こと、そのためにまず“そばに寄り添って”話を聴き、不安を軽減することが大切であると話されました。
つぎに、平岡看護師による発表で「人工肛門とは?」、「人工肛門のマイナスのイメージ」に続いて、現在の「進化したスト−マパウチ」の説明を武居看護師の実演とともに行い、参加者もパウチを手にとりながら確認しました。また、身体障害者手帳やストーマ外来、オストメイト用トイレ等、社会資源も充実してきたことなども説明しました。終わりに「身近な人が人工肛門を作ることになり悩んでいる時は“まずそばに寄り添い不安を聴いてあげてください”また、生活に対する不安があれば、“できる部分”を話せば、不安の軽減につながるのではないか」と訴えました。その言葉は、冒頭の工藤外科部長の言葉と共に参加者の心に響き、人工肛門に対する理解を一層深めることができたことと思います。

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