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400名参加のもと、第23回山口県慢性期医療協会研究会を開催しました。

山口県慢性期医療協会主催で毎年研究会を開催しておりますが、第23回目を迎える今年度は当院が引受病院となり、1月10日(日)に開催いたしました。幸い好天に恵まれ、21病院から400名の医療スタッフの方々が参加され、スローガン「寒さを吹き飛ばし、熱く語ろう!」の通り熱気溢れる研究発表会となりました。
研究会テーマは「『住み慣れた場所で暮らし続けたい』― リハビリ・認知症・在宅医療・ターミナルなど私たちにできること ―」。急激に進展している超高齢化社会に対処するため、「地域包括ケア構想の構築」が最重要とされていますが、この構想の核となる考え方をテーマとしたものです。
午前10時、山口県慢性期医療協会の木下毅会長のご挨拶に始まり、周防大島にあるおげんきクリニック院長の岡原仁志先生による、『最期を楽しむ〜奇跡が起きる「仁」の医療』の特別講演。文字通り最期を楽しみながら亡くなられた患者様の映像を見、岡原先生の夢「地域がハグむ(育む)大往生の島プロジェクト」に向かっての取組みをお聞きし、参加者一同感動いたしました。
その後午前、午後の2部編成で、32題に上る演題の研究発表を行いました。当院も5演題の発表を行いました。発表者は看護師、介護福祉士、リハビリセラピスト、薬剤師、歯科衛生士、医療相談員など多職種です。日常の看護・介護活動などを通した研究発表は何れも実践的であり、参加された皆さんも大いに刺激を受けられたようでした。
研究発表された成果を各病院に取り入れて頂き、少しでも慢性期医療のレベルアップが図れればと期待しております。
ランチョンセミナーは、浜松医療センター副院長・感染症内科長の矢野邦夫先生による『慢性期医療と感染対策』の講演。インフルエンザやノロウイルス胃腸炎等の感染対策と言った難しい内容を、ユーモアを交え分かりやすく解説、医療関係の講演で、これほど笑いの絶えないお話しは珍しいのではないかと思います。
午後3時25分、引受病院である当院の三好正規院長から閉会のご挨拶を行い、滞りなく全てのスケジュールが終了いたしました。何とか無事に終えることができましたのも、会員病院・施設の皆さま、全ての参加者の皆さまのお蔭と感謝しております。
当日のようすを写真でご紹介致します
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