橋本講師から絵を寄贈して頂きました。ご主人が画家の橋本湛匡(ひろまさ)様です。
ストローク研修の講師をお願いした橋本佳子講師から、院内を明るく元気にし患者様に喜んで頂きたいとのことで、ご主人(画家の橋本湛匡様)の大作3点を寄贈して頂きました。3月から外来待合室に『世界遺産 ポルト』、2階の病棟に『那須の山』、そして特別養護老人ホーム「賀宝(かがほ)の里」の玄関に『世界遺産 白い街モスタル』が展示してあります。外来待合室展示の『世界遺産 ポルト』は明るい筆遣いで、気持ちを明るくしてくれます。病棟展示の『那須の山』の暖かい筆遣いは、入院中の患者様の気持ちを癒してくれると思います。病院にいながら美術館にいるような雰囲気に浸れます。絵の鑑賞だけでも結構です。ご来院をお待ちしています。
世界遺産 ポルト
ポルトワインは糖分がまだ残っている発酵途中のワインに、アルコール度70%のブランデーを加え発酵をとめた、やや甘みのある独特の風味をもつワイン。
世界遺産 白い街 モスタル
モスタルはボスニア・ヘルツェゴビナ第2の都市。ボスニア・ヘルツェゴビナは旧ユーゴスラビアの一地域であったが、1991年からユーゴスラビア内で独立紛争がはじまり2000年までに六つの国にわかれ、それぞれ独立した。イタリア半島の東側対岸に位置するバルカン半島南部にある。
モスタルは石灰岩の上に築かれた街。街全体が白い石灰岩を利用して造られている。最も古い街の中心は、道の敷石、家々の壁が石灰岩。屋根も石を薄く割って葺いてある。白く輝いて見える。とても美しい街だ。
絵の右上の高い建物は15世紀にトルコが支配して以後建てられたトルコ建築。街には、ところどころに紛争時の証跡が見られ心を痛められた。
街の中央にネレトヴァ河が流れている。この河に架かった橋が紛争で破壊されたが2004年に復元され、2005年にはモスタルは世界遺産となった。
那須の山
絵は、あるホテルの上階の窓から見て描いたもの。なんと言っても、緑の山が目に染みて心が洗われるようだ。美しい日本の風景であり、色だ。