山口大学医学部の女子医学生をインターンシップとして受け入れました。
山口県医師会男女共同参画部会から、山口大学医学部の女子医学生インターンシップ引き受けの要請があり、医学部1年生1名を受入れました。
インターンシップの目的は、女子医学生が将来、仕事を諦めることなく誇りを持って働き続けられるよう、意欲を持たせ動機付けを行うことにあります。先輩女性医師の姿を見てもらい、先輩として様々なアドバイスを行うことが、この目的を果たすことに繋がります。
インターンシップを利用して来られた医学部1年生の学生は、高木藍さん、8月27日(水)~28日(木)の2日間、指導医師である当院女性外科医の千々松日香里医師の元で、朝の回診への同行、手術の立ち合い等を始め、様々な体験をして頂きました。
また医療のことだけではなく、1年間の育児休業の後復帰された千々松医師の経験をお聞きすることで、ご自身の将来像をイメージすることに繋がったのではないかと思います。
インターンシップ終了後、高木さんから次のような感想を頂いています。
「私は外科医が手術以外どのようなお仕事をしておられるのか、詳しく知りませんでした。今回2日間千々松先生の元で、手術の様子だけではなく、患者さんやご家族との接し方や医療制度の仕組みまで多くのことを勉強させて頂きました。また、子育て等私生活のこともお話して頂き、将来像について考える良い機会となりました。病院の雰囲気がとても良く、医療従事者の方々が連携しておられることで、患者さんの治療に尽力できることに改めて気が付きました。
これから医学の勉強をより一層頑張ろうと言う気持ちになりました。インターンシップに参加して、本当に良かったと思います。ありがとうございました。」
とても嬉しい感想を頂きました。高木さんが研鑽を積まれ、素晴らしい外科医になられ、地域医療に貢献して頂けることを、心から願っています。
高木さん、こちらこそありがとうございました。
