12/11(火)、「ハラスメント研修」を開催しました。
最近、企業、各種団体などで「パワーハラスメント」が社会問題となり、報道されることが多くなっています。当法人は、12月11日(火)夕方1時間、副主任以上の全管理職を対象に「ハラスメント研修会」を開催しました。(この研修会は2回に分けて開催し、2回目は1月15日(火)に予定しています。)
この研修会は、?パワーハラスメントをはじめ、各種ハラスメントの内容を正しく理解すること、?ハラスメントの事例に基づいて、実践的・具体的な説明を聞き、当法人の日常的な部下指導に活かすこと、を目的に開催しました。
研修会は末永法律事務所の黒川弁護士をお招きして「職場のパワーハラスメントを考える」という演題で講義をしていただきました。はじめに、パワーハラスメントの定義に関して、職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えた場合にパワーハラスメントと判断されること、続いて、パワーハラスメントの現状について、アンケート調査結果や都道府県労働局に寄せられた企業と労働者の紛争、相談状況について学びました。最後に、パワーハラスメントの社員、会社への悪影響や企業が取り組むべきパワーハラスメント対策につき、事例に基づいて説明を受けました。
研修会全体を通じて、「ハラスメント行為は断じて許さず、すべての従業員が互いに尊重し合える、安全で快適な職場環境づくりに取り組んでいくことが大切」ということを参加者全員が再認識した機会でした。