11/6(火)、院内勉強会で「認知症介護の基本」について学びました。
勉強会は恒例の工藤明敏診療部長の挨拶で始まり、11/4に閉幕した「山口ゆめ花博」に触れられ、阿知須干拓時代のエピソードと、きらら博、ゆめ花博等で阿知須という名前が全国的に知れ渡っていると述べられました。
今回の勉強会は、「認知症介護の基本」と題して、関連施設の老健「ニューライフあじす」の田部勝子看護師長(認知症ケア上級専門士、認知症介護指導者)が講義しました。はじめに、認知症の人を取り巻く社会的背景、認知症患者数、罹患率の増加等について厚労省のデータを基に説明しました。続いて、アルツハイマー型認知症の原因、主要な症状、本人が感じている事、中核症状について詳しく説明しました。その後で、中核症状へのケアの工夫、リアリティーオリエンテーション(今を伝えること)でどのようなことを施設内で行っているかについて紹介しました。最後に、認知症ケアの基本とし注意すべき点について解説しました。
参加した職員はメモを取りながら傾聴し、医療人としてさらに認知症ケアの取り組みを進めていかなければならないと痛感しました。