１１/１１（土）ＰＭ、石光宏副院長が『認知症について』の演題で講演！！
当病院は脳神経外科専門医が認知症診断だけでなく、認知症予防・介護についても積極的に情報提供を行っていますが、このたび、「図書館と友だちの会・秋穂」主催、「山口市立秋穂図書館」共催『おもしろ雑学講座【認知症について】』で、当病院の石光宏副院長（脳神経外科専門医、認知症学会専門医・指導医）が約９０分間講演しました。
会場となった秋穂地域交流センター大会議室には７０名を超える中高年の方々がお集まりになり、最近、「認知症」に社会的な大きな関心が寄せられていることを物語っていました。
講演は、石光副院長のプロフィール紹介の後、“認知症の定義”“認知症によるもの忘れと加齢によるもの忘れの違い”で始まり、認知症を有する高齢者の割合など高齢社会が抱える課題について報告がありました。引き続き、アルツハイマー型認知症や他の認知症のタイプについて認知症専門医の立場から詳しい解説がありました。さらに、約４年間に亘る、当病院における認知症に関わる統計データ、認知症検査・診断方法、今年３月施行の「改正道路交通法」の７５歳以上で免許更新時の認知機能検査、認知症予防・早期発見を目的とした脳ドックなどについて詳しい説明がありました。
講演の後、参加された方々から多くの質問、相談があり、石光医師は、そのひとつひとつに丁寧に答えていました。
