11/7(火)、院内勉強会で「認知症ケアの基本」について学びました。
当病院は認知症予防・介護・治療に積極的に取り組んでおり、外来においては認知症に特化した「認知症外来」を設置し、予防を目的に「脳ドック」も行っています。
今回の勉強会は、「認知症ケアの基本的理解」と題して、当病院関連施設「ニューライフあじす(老健)」の田部勝子師長(認知症介護指導者、認知症ケア上級専門士)が講義を行いました。
まず、4大認知症疾患の原因・特徴、認知症の中核症状と心理に関する基本知識についての説明に続き、記憶障害、見当識障害、思考力・判断力の障害が日常生活に与える影響と心理状態、また、その対応について話しました。最後に、認知症の中核症状にさまざまな要因が加わって出現する「BPSD」の症状および「BPSD」の1事例としての「徘徊」などについてその心理状態、対応方法を説明しました。
今回は、山口県鴻城高校の学生さん達も実習の一環として参加され、熱心にメモを取りながら聴講されました。