10/17(火)、院内勉強会で「地域包括ケア病棟」について学びました。
当病院は、平成28年4月、医療療養病棟45床のうち20床を地域包括ケア病床に転換し、平成29年9月には、さらに25床を地域包括ケア病床に再編しました。従って、現在、45床の地域包括病棟として運営しています。
今回の勉強会では、4F地域包括ケア病棟の石田則子師長が講師となり、地域包括ケア病棟の目的、機能、施設基準などについて説明しました。
石田師長は、まず平成26年度の診療報酬改定のポイントを説明しました。その上で“重度な要介護状態になっても、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができる”よう医療・介護・予防・住まい・生活支援が一体的に確保されるしくみ(地域包括ケアシステム)を構築し、地域の皆様のお役に立つことが目的であることを強調しました。続いて、地域包括ケア病棟の4つの機能(ポストアキュート機能、サブアキュート機能、周辺機能、住宅・生活復帰支援機能)に関する話がありました。
最後に、地域包括ケア病棟の施設基準、病院内での具体的な取り組み(多職種職員によるカンファレンスや集団リハビリの実施、生け花レクリエーションの実践、退院前カンファレンスの実施)について報告があり、今後の受入患者像についても勉強しました。