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山口県鴻城高等学校から衛生看護科30名が看護臨床実習(看護の基礎)に来られました。

基礎看護実習の目標は「地域社会における病院の機能と看護の役割、患者の総合的な把握及び看護におけるコミュニケーションの重要性について理解し、患者の状態に応じた日常生活の援助の方法を習得することにより看護実践の基礎を培う」こととされています。
今回、初めての4日間の実習で、たくさんの見学ができ、看護ケアの難しさも知り、大きく成長されました。春からの看護臨床実習も頑張ってくださいね。
1班:11月7日(月)〜11日(金)、 2班:11月21日(月)〜25日(金)
※実習の感想及びこれからの抱負
・今回は初めての実習でわからない事が多く、最初は何を聞いたらいいのかとまどいました。バイタルサインで聞くべき事が抜けていたこともあり、大変な事が多かったです。でも、患者さんからカレンダーを作った事で「ありがとう。」や清拭時「気持ちいい、ありがとう。」など感謝の言葉をもらうと頑張れました。
・最終日、脱水の可能性がある患者様は、あまり自分から水分補給を訴えられないので、私の方から定期的に「お茶を飲まれますか?」と声掛けを行いました。水分補給時、気を付けたことは、ベッドをギャジアップさせ、嚥下確認を行いました。飲み込みやすくするためにお茶にトロミ剤が混ざっており、普通のお茶とは全く違います。口の中に入れるスピード、量についても考えながら、水分補給の介助を行いました。
・残念ながら最終日、足浴はできませんでしたが、ホットタオルで足を拭いて、マッサージを行うことができ、患者さんに「気持ちいい。」「ありがとう。」「これでリハビリが頑張れる。」と言われた時は嬉しくて涙がこぼれそうになりました。患者さんを受け持たせていただいて本当に感謝。出会いがあれば、別れもあるけど、ここで学んだことを自分のものにして必ず今後の看護につなげていきたいと思いました。人生一度しかないチャンスもたくさんあると思うし、自分にできることを全力で頑張っていきたい。この先投げ出したくなることもたくさんあると思うので、その時は最初に受け持たせていただいた患者さんとの約束を思い出して自分を奮い立たせて頑張ろうと思います。
・看護師さんから、人体の解剖の大切さや患者に合わせた観察で、どんなところをみたらいいのかなどを学んだので、勉強をしっかりして、実習の時に役に立つ学習をして行きたいと思いました。
・実習に行く時は、期待と不安が入り混じり「何をしたらいいのかわからなくなったらどうしよう」など様々な気持ちで一杯でしたが、いざ実習が始まると、病棟の看護師さん達は、優しく、わかりやすく教えてくださいました。学校ではみられない処置の見学をさせていただき、とても自分のためになる実習をすることができました。また、受け持たせていただいた患者様も優しく接してくださり、症状などを詳しく聞かせていただいたおかげで、看護目標や看護計画をしっかり立てることができました。今回の実習で受けた助言や処置見学で学んだことを復習し、この経験をしっかり活かしていこうと思います。

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