３/１４（月）午後、「平成27年度医療安全全体研修会」を開催しました。
当院では各部署長参加で医療安全戦略会議を月に１回開催し、インシデント・アクシデントの事例報告および対策を検討していますが、年に１回、全職員対象に「医療安全全体研修会」を1年間の総括の場として開催しています。
今回は、はじめに医療安全管理室の村田良典医療技術部次長より、平成27年度インシデント・アクシデント集計報告、医療事故を未然に防ぐことを目的に新しく導入される「Good job制度」について、さらに昨年10月より施行されている「医療事故調査制度」に関する説明が行われました。
引き続き、当院の関連施設「介護老人保健施設 ニューライフあじす」の藤村看護師より施設に導入されたスライディングシートの活用法、移乗効果などの報告がありました。さらに、理学療法士から「事故から分析 病棟廊下の環境調整」と題して事故の原因分析に基づいた環境改善を訴えました。また、病棟看護師から「インスリン取扱いの改善」、「酸素使用に関するアクシデント防止を目指した取り組み」について事例報告が行われました。
会場を埋め尽くした参加者は医療に携わる人間として、安全確保、医療事故防止に向けて気持ちを新たに取り組むことをお互いに確認し合いました。
