臨床検査科
臨床検査科では、検体検査(生化学検査、免疫学検査、血液検査、一般検査、輸血検査、コロナPCR検査)や超音波検査を6人で行っています。
生化学検査・免疫学検査
生化学検査では、血液中の酵素、脂質、糖質、電解質などを測定して身体の状態を把握しています。
免疫学検査では、がんの存在や治療効果をみる腫瘍マーカーや、HBs抗原やHCV抗体などの感染症検査を行っています。
血液検査
血液中の血球成分(白血球・赤血球・血小板)の数や形態を検査し、貧血や血液疾患、炎症の有無を見つけています。
一般検査
尿検査では、尿中に含まれる蛋白や糖、潜血などを測定したり、沈渣成分を目視や顕微鏡で観ることで、腎臓や泌尿器系臓器の状態を調べています。
便の検査は主に便潜血の有無を確認し、大腸がんの早期発見に役立っています。
輸血検査
血液型検査、交差適合試験、不規則抗体検査を行っています。
これらの検査は輸血を行う為に必要な検査で、輸血する血液が患者さんの血液と適合するかどうかを確認しています。
超音波検査
心臓や、肝臓・胆嚢・脾臓・腎臓などの腹部臓器、乳腺・甲状腺などの体表臓器、動脈や静脈の血管系、膀胱などの骨盤内臓器といったあらゆる臓器を画像化し観察しています。
新型コロナウイルスPCR院内
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、2021年3月から院内にPCR検査機器が導入されました。コロナ禍での検査に役立っています。
その他にも、院内の感染委員会やNST(栄養サポートチーム)、肝疾患コーディネーターなど積極的に情報提供し、活動の一旦を担っています。
今後も医師をはじめ、他の医療スタッフと連携をとりながら、より良いデータの提供に努めます。