特定技能外国人3名 在留資格「介護」に移行しました。

2024年3月、老人保健施設ニューライフあじすに勤務する特定技能外国人3名(ミャンマー出身:2名、ベトナム出身:1名)が、介護職で唯一の国家資格である「介護福祉士」に一発合格しました。
今回合格した、ベトナム出身のVO THUY LINH(ヴォー トゥイ リン)さんは2019年4月に、ミャンマー出身のTIN ZAR AUNG(ティン ゼー アウン)さん、THAZIN PHOO(タゼイン プー)さんは2020年12月に介護技能実習生として来日し、それぞれ3年間の技能実習を修了の後、在留資格を特定技能介護に切り替え働いていました。今回「介護福祉士」に合格したことで、在留資格を「特定技能」から「介護」に移行(変更)できるようになりました。
先般、出入国在留管理局に在留資格移行(変更)申請をしており、このほど在留資格「介護」への切り替えが承認されました。在留資格「介護」は更新回数に制限がないため日本国内での永続的な就労が可能となるほか、家族の帯同も認められます。
このたび3名の方が介護福祉士に一発合格されたことは大変喜ばしく思います。それと同時に、4年以上にわたり母国の家族と離れた日本で仕事のみならず勉強にも努力し続けてこられたことに心から敬意を表します。
直近の国の統計では、外国人介護福祉士(在留資格「介護」在留人数)は9千人を超えており、その背景には都市部だけでなく地方でも介護現場への特定技能外国人等の受け入れが大きく進み始めたことが影響していると考えられます。
今後も外国人介護福祉士はさらに増加していくと予想していますが、当法人でも外国人介護士の方々が介護業界の中でキャリアパスを描けるよう採用と育成の両面で引き続き取り組んでいきたいと思っています。